時雨心地のその後で・・・

時雨心地とは・・・時雨の降ろうとする空模様。転じて、涙が出そうになる気持ち。好きなものについて、好きなだけ、好きなように語る個人ブログ。落ち込んでいるときには好きなものを。本が好き、ダンスが好き、着物が好き、カフェが好き。20代女子(?)の心の叫び。

嫌われることが怖くて僕は僕は僕を隠した

今日はボーカロイドと私について語ろうと思います。

 

初めてボカロを聞いたのは、多分大学2年の時。

なんだか周りでニコニコ動画が流行りだして、

どんなものだか知りたくてこっそりと登録したのが始まり。

 

一番最初に聞いた曲は

「墓参り」

ボカロ曲が聞きたかったわけではなくて、

描いてみたカテゴリでいろいろ見ていたらぶつかった動画。

 

ボーカロイドって、もっとアニメっぽいのを想像していたので、

こんなのもあるのか!?と驚いた気がします。

このメロディがすごく好きだった。

好きなフレーズはここ↓

「秋が来て 冬を超え 春が過ぎ また夏になる

 繰り返す歳月が 言葉の意味教えました」

 

これをきっかけに、色々と聞くようになるわけです。

個々の曲については、おいおい語っていきたいと思っています。

 

ボーカロイドの何が良いって、日々たくさんの曲がリリースされているところ。

自分の好みの曲が見つけやすいなと思います。

最近のボカロ曲は、本当に声が滑らかなものが多くなってきていて、

違和感なく聞くことができる。技術の進歩はすごいですね。

 

さて、最近はまっているボカロ曲を紹介しようかと思います。

「ハイドアンド・シーク」

共感しすぎて、涙が出そう。

この記事のタイトルは、この曲の冒頭からいただきました。

 

そう、私も見せたくない自分を隠して、そうやって生きてきました。

押し殺すことに慣れすぎて、隠した自分がどんなだったかもわからないんだ。

 

「いい子」とはよく言われたもので、

過去に恋人に振られた理由が「いい子すぎる」なんていうもので(笑)

そのときは意味が分からなかったけど、

つまりはまぁ、本当の自分ではなかったからなんだろうなと思うのです。

全員に嫌われないようにしようと思うと、結局誰からも好かれないというあれですね。

もっと、自分の好きなことを好きなようにやればよかったんだろうなと。

 

こんな風にオタクっぽい趣味を持っているところも、

結局は「見せたくないほうの僕」なので、

外ではそんなことは話せずに、フラストレーションがたまっていく。

 

そろそろ本当の自分を見つけてあげなきゃなと、

こうやってブログにすることで、本当の自分が

ちょっとずつ戻ってきてくれたらいいななんて思っています。

 

この曲の踊ってみた振付もとてもステキなので、

いつか踊ってみたをやってやろうとダンス練習中。

踊ることはやっぱり諦めたくないなぁ。

 

余談ですが、この曲を聴いて思い出した本

「いなくなれ、群青」

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

いなくなれ、群青 (新潮文庫nex)

 

 ハイドアンド・シークの中の

「僕が僕を捨てて手に入れる 誰かの愛は見せかけだけの愛だ」

というフレーズでこの本を思い出しました。

結構前に1度読んだきりなので、ぼんやりとした記憶ではあるんですが、

すごくリンクしていると思うので、読んでみてほしい。

 

こういう、本と音楽が頭の中でつながる瞬間ってたまらなく好き。